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| 十和田湖の主、八郎太郎は南祖坊と七日七夜の死闘に負け鹿角を追われる。 |
三倉鼻のあたりで地震を起こし八郎潟を作り安住の地を得た。
八郎潟は冬になると一面氷の湖となる。そこで、太郎は |
| 冬も凍らない一ノ目潟を見つけ冬の間この湖で暮らそうと考えた。 |
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一方一ノ目潟には、潟神が住んでいた。
困った潟神は北浦の神官武内弥五郎真康に訴えた。 |
| 「八郎太郎が私のすまいを奪おうとしている。追い返してほしい」。 |
| 弓の名人であった真康は、この訴えを聞き入れた。 |
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| そして、 真康と八郎太郎の対決となった。 |
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| 真康は一ノ目潟の三笠松の陰に隠れ弓を絞って八郎太郎を待ち受けた。 |
何も知らない太郎は雲の上から舞い降りようとしたとき
真康の弓から放たれた矢が太郎をとらえた。 |
| 「真康この恨みは子孫七代まで及ぶぞ必ず半眼になると思え」 |
| 太郎は大声で叫び矢をめがけて投げ返し黒雲とともに消えた。 |