「グー!な男鹿半島」へようこそ!代表的な観光地から、あまり知られていない所まで、あなたの知らない「男鹿」の情報をお届けします!ちなみに「男鹿」は「おが」と読みます。
 男鹿半島は江戸時代の旅人、「菅江真澄」がこよなく愛した土地です。菅江真澄が訪れた200年前と変わらぬダイナミックな景色をご堪能ください。
 
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 突然ですが、ツアーって意外と楽しいんです。ツアーじゃなければ行けない場所、ツアーじゃなければ聞けない話、ツアーならではの食事&おやつ、ツアーならではのふれあい、などなど楽しいことは沢山あります。
 
 「だけどさぁ~1人だとつまらないでしょ?」そんなことありません。楽しくなるか、ならないかは自分次第です。
参加者にどんどん話しかけてお友達と楽しい思い出を作ってお帰り下さい。

 今回はフォーラムの報告です。H21年11月22日(日)に秋田県男鹿市ハートピアでイタリアの方々を招いての『男鹿・イタリア魚醤フォーラム09』が行われました。

 秋田県の伝統的調味料『しょっつる』と、古代ローマで万能の調味料として使用されていた、『ガルム』の流れを汲むイタリア・チェターラの『コラトゥーラ』。時代の流れとともに一度は絶滅してしまった『コラトゥーラ』ですが、関係者の努力で見事な復活を果たしました。それ以降、小さな街の小さな魚は大きな希望の光となり、街を明るく照らしています。

※『コラトゥーラ』の正式名称は『コラトゥーラ・ディ・アリーチ』です。
※『コラトゥーラ』は魚醤の名前で『チェターラ』は市町村の名前です。分りやすいように「市」としています。
※魚醤は『しょっつる』、『コラトゥーラ』。市町村名は『日本の秋田県男鹿市』と『イタリアのサレルノ県チェターラ市』です

立ち見がでるほど大盛況! 『コラトゥーラ』製造者のルチアさん。キレイなお姉さん登場で一斉にフラッシュが! 男鹿市からチェターラ市へ贈り物。
ナマハゲのお面、本が面白かったのかサレルノ県副知事さんもとても喜んでいる様子でした。

今度はチェターラ市から男鹿市へ贈り物。 午前の講義が終了し、いよいよしょっつる、コラトゥーラを使った料理試食会 おいしそ~う!!

体があったまるっすな~。『しよっつる仕立てのハタハタと野菜のスープ』 アンチョビを使った料理 これが美味しかった!クルクルパスタ

ハタハタの天ぷらは美味でした。
『コラトゥーラ』のタレでいただきます。
えっ!?デザートにも?
アルコール度数が35度もある、お酒が使用されていたそうです。

料理の最中の「♪フニクリ・フニクラ」
テンション上がりました。楽しい!!
午後の部。ディスカション。 43年物の『しょっつる』のニオイを嗅ぐ、イタリア人シェフのフランチェスコさん。



ここからは講演&ディスカッションのお話です。
 ★サレルノ県副知事 アンナ・フェッラッツーノ氏のお話。
 地域の中での「グローバリズム」が大切。私はこれを「グローカル」と名付けました。グローバルとローカルを組み合わせたものです。西洋と東洋、異なった二つの文化の中で得るものは非常に大きいと感じます。
 心の絆で将来新しいものを作り出していきましょう!
 
 ★チェターラ市長 セコンド・スクイッツアート氏のお話。
 チェターラ市はローマから250km、ナポリから50km、ポンペイから30km、アマルフィから18kmのところにあります。マグロが有名で、相当数日本へ行っています。

 チェターラ市は、世界遺産アマルフィの一角にある強みがあるにもかかわらず、以前は「チェターラ市」と言うと「どこそれ?」と言われていました。しかし、『コラトゥーラ』を復活させたおかげで、今ではガイドブックに『コラトゥーラの街』と紹介されるまでになりました。
 
 ★『コラトゥーラ』製造者 ルチア・ディ・マウロ氏のお話。
 1969年、父と他3人で『コラトゥーラ』作りを始めました。現在は自分と兄が継いでいます。チェターラ市は素晴らしい気候と人と魚があります。ここで獲れるカタクチイワシは他に比べて小さいのですが、それが万人に好まれる味となっています。イワシ漁はイカ漁と同じように夜、電気をともして行います。『コラトゥーラ』の作り方は『しょっつる』と全く同じですが最後だけ違って、『コラトゥーラ』は魚の形を残したままです。

 『コラトゥーラ』は私が子どもの頃、クリスマスプレゼントでもらうと大変うれしいものでした。最近ではそれもなくなってしまいましたが、「すごいものをもらった!」と思ってもらえるようなものを作っていきたい。
 
 ★カタクチイワシ協会会長 ピエトロ・ペッシェ氏のお話。
 『コラトゥーラ』は貧しさの象徴でした。しかし、「恥ずかしい」と思っていたのものに光を与えることで人的資源の確保ができ、『コラトゥーラ』を復活させ、広めることで食文化へ貢献できるのではと考えました。
 
 現に数十年前までは、チェターラ市のことも『コラトゥーラ』のことも知らない人が多かったのに、『チェターラ=コラトゥーラ』になり、経済が活性化され、チェターラ市へ人を呼ぶことができるようになりました。

 地元で捕れたものを、地元で使うことはコスト削減にもなり環境破壊も防ぎます。そのためにも1人の力ではダメ、周りと協力して大きな輪にしていくことが大事です。
 ちなみにペッシェとは「魚」という意味なんだそうです。なので「ピエトロ魚」さんになるんです!とご本人が語っていました
 
 ★イタリア人シェフ フランチェスコ・トンマーロ氏のお話。 
 『コラトゥーラ』によって料理人には多くの利点がもたらされました。もう『コラトゥーラ』なしでは考えられません。『コラトゥーラ』だけで食べるのではなく、パスタ、野菜、肉など多様な組み合わせで新しい料理ができます。

 『しょっつる』と『コラトゥーラ』は全く違うようにみえて実は多くの共通点があります。てんぷらを『しょっつる』で食べたらあんまり美味しくて感動しました。

 ウサギの肉にハーブを入れて、ちょっと『コラトゥーラ』をかけてお客さんにだしたら「このふかくて、やわらかい味はなんだ?」と言われました。マッシュドポテトにいれるのもおススメですよ。
 
 ★どうやって『コラトゥーラ』を復活させたか?という質問に対して
  チェターラ市長 セコンド・スクイッツアート氏のお話
 「コラトゥーラとチェターラ市を1つにしようという!」という動きがでてきて、カタクチイワシ協会が大きな役割を果たしました。1つの団体を作ることが非常に大切です。でも初めは「あいつおかしい・・・」と笑われていたんですよ。メディアとの関係も大切で、「コラトゥーラの料理食べたい」からと観光客が大勢きてくれます。

 今の男鹿の方々は、ちょうど昔の自分たちのようです。ちょっと期待で、ちょっと不安が入り混じった気持ちなんじゃないでしょうか。
 
 ★「へぇ~」と感じた『しょっつる』いろいろ話。
・『しょっつる』は韓国の若い主婦に人気がある。
・日本で本格的なキムチを作りたかったら『しょっつる』をいれるといい。
・海岸線には魚醤文化がある。最北端は男鹿。
・牛肉に砂糖、『しょっつる』を入れてスキヤキ風にしたらすんごい美味しかった。
・野菜やチーズにかけると美味しいよ。
 
『言葉の贈り物』  チェターラ市長 セコンド・スクイッツアート氏
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