「グー!な男鹿半島」へようこそ!代表的な観光地から、あまり知られていない所まで、あなたの知らない「男鹿」の情報をお届けします!ちなみに「男鹿」は「おが」と読みます。
 
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琴川のすげ笠、北前船で加賀より伝来。

琴川すげ笠、丈夫で長持ち、ゆえに待ち人多し。

しかし、時代とともに需要の減少。
作り手の高齢化で停止やむなし。
「しょうがない・・・時代だ」

そんな時!

それで終わらせまいとする若者たちが現れた。

きっかけは、ある日の新聞記事。

「残したい」

若者の声はじっくり確実に広まった。

「ならば」、と作り手も再び立ち上がる。

「伝える 受け止める 引き継ぐ 変化」 

琴川すげ笠、復活に向け、船は再び航路をすすむ。
 
平成22年6月22日より本格始動!!それに先立ち行われた「第1回菅笠学習会」の様子はコチラ
【第1回】 竹枠づくり(6月22日実施) 【第2回】スゲの刈り取りと乾燥 【第3回】選別とからむしの繊維取

【第4回】笠縫(9月) 【第5回】笠縫(11月) 【第6回】笠縫(12月)

【第7回】笠縫(1月) 【第8回】笠縫(2月) 【第9回】成果発表会(3月)
「琴川すげ笠」復活の鍵を握る、がんばる民間と応援する行政の協力 
~茄子地人協会×元気なムラづくりプロジェクト×地元民~
 【ひとつめの鍵】
「琴川すげ笠」の復活にむけ名乗りを上げたのは、男鹿市五里合琴川地区で『こおひい工房 珈音』という喫茶店を営んでいる佐藤毅さんだ。佐藤さんは忙しい仕事の合間をぬって、日々「地元」について勉強し、何ができるか模索していた。
そんな時に目にした「琴川のすげ笠」に関する新聞記事。

「自分になにかできることはないだろうか」

佐藤さんは『茄子地人協会』という任意団体の一員だ。会の代表でもある鎌田展禎さんに「琴川の菅笠を復活させたい」と相談したところ、幅広い人脈をもつ鎌田さんはすぐにその声を『元気ムラ』チームに届けた。

新しいことを始めるには2人もいれば十分だ。『元気ムラ』チームもすぐに動いてくれた。琴川で取材をし、菅笠づくりを自ら体験し、県のHPに琴川集落の記事を掲載してくれ、その後も「協力は惜しまない」と言ってくれたそう。

佐藤さん、鎌田さんの人柄と、熱い想いが村に新しい風を運んできた。
周囲もその風を感じ、
琴川には笑顔の花が咲き始めている。
 
 【ふたつめの鍵】
民間だから、行政だから・・。よくこんな言葉を耳にする。

しかし、問題はそこではない。『茄子地人協会』のようにそれぞれの得意分野を生かすことが大切なのだ。民間だからこそできることがある。行政じゃなければできないことだってある。お互いの長所をうまく利用すればいい。

『茄子地人協会』は「思い立ったらすぐ行動!」で、県のプロジェクトである『元気なムラづくりチャレンジ支援事業(1年間)』に応募し、書類審査とプレゼン審査を勝ち抜き、見事50万円の助成金を勝ち取った。(応募総数17件、採択8件)その助成金を利用して、すげ笠伝承塾の開塾、廃校を利用したイベントなど楽しそうな企画を計画している。

何かをしたかったらとりあえず誰かに話してみるといい。そこから思いもよらなかった展開になることもある。頑張っている人には無条件で手を差しのべたくなるのは民間だろうが行政だろうが変わらない。
 
  【みっつめの鍵】
琴川地区では1997年に「琴川すげ笠づくり伝承同好会」という会が設立された。しかし、作り手の高齢化と需要が減ったことにより最近では活動が停止されていた。。

現在、すげ笠の作り手は7名のみ。だが、悲観することはない。師匠が7名もいるのだ。なんとありがたいことではないか。この7名の師匠たちは嬉しいことにとても協力的で元気で楽しい人たちばかりだ。経験豊富な師匠たちの話を聞いているだけでこちらも楽しくなるし、なにより知識欲を大いに満たしてくれる。

「復活させたい」「元気にしたい」。どんなにまわりが盛り上がったとしても、地元の協力なしではなにも始まらない。
その地域あっての伝統なのだ。その人あっての伝統なのだから。
 
 ◇茄子地人協会
宮沢賢治の『羅須地人協会』をもじって命名。メンバーは20~30代の若者で農家、画家、料理人、音楽家と幅広い人脈で構成されている。現在は主に男鹿半島を中心に活動中で、それぞれの得意分野を生かし、「アキタのためにまずは自分たちができることから始めよう!」ということで『男鹿ぐるっとマップ』を作成したり小さなことからコツコツ活動している。
 
元気ムラ
正式名称は秋田県企画振興部地域活力創造課活力ある農村集落づくり推進チーム。
愛称、元気ムラ推進チーム。もっと略して『元気ムラ』と勝手に呼んでいます。
 
 
 
 
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